第2聖日担当 荒井克浩

☆プロフィール
1961年生まれ。立教大学経済学部卒業。日本聖書神学校卒業。NPO法人今井館教友会常務理事、事務局長。
独立伝道者・高橋三郎のもとで聖書を研鑽、2010年6月に師が召天。師の召天半年前より、独立伝道に入る。
現在、駒込キリスト聖書集会主宰。
                      

キリスト信仰と私
私は若い時から、真理が何かが非常に気になっていました。魂の救いです。生きる上で自分がほんとうに拠って立つものが分からなかったのです。わが魂は不安定でした。さまざまな「生き方」の本を読みました。サラリーマン時代には、会社で派遣され自衛隊のような訓練を基にした「地獄の特訓」のようなものにも参加しました。妙に愛を訴えるレクチャーなどにも参加しました。20代には教会へも通ったのです。その後教会を出て熱心に禅宗の修業を始め、雲水と共に接心(集中して坐る座禅会)も夏・冬に寺に泊まり込んで参加しました。近くの禅寺でも毎朝坐りました。それでも真理がわからない・・・真理の探究=わが魂の救い、それが私の人生の大半の課題でした。
そして神によって再びキリストの神の身許に招き寄せしめられ、今日に至りました。

皆様へ
今、大事ことは、文字面でない生ける神に出会うことです。希望と望みの失われたように見えるこの社会で、唯一信じることのできる御方に出会う事です。
その出会いの機会を共に見いだせればと心より願います。
そして出来得るならば、この若き群れの中から一人でも伝道者が出でることをも望んでいます。
礼拝として私が聖書を講じることのみならず、それぞれの課題を発表していただき論じてもらったり、聖書を講じる時をもってもらったり、課題について聖書をもとに話し合うなど、実践的に福音を学び合いたいと思っています。

好きな言葉
「神にありてもっとも深いものは愛である。人にありてもっとも深いものは信である。
神は愛をもって人に臨みたまい、人は信をもってこれに応えまつる」
                       (内村鑑三『一日一生』11月19日より)

 無教会の精神とは、これです。ここには洗礼、聖餐などのサクラメントは一切介在の余地はありません。神と我のみです。もっとも本質的なことは、実に単純であり、とっつきにくく見えるものなのです。
しかしそのようなものこそ、人が一生をかけて証しすべきことではありませんか。その証しは、生涯の歩みを通しての神讃美へとなり行くのです。